久しぶりに小説を読む

だいぶ前に買って積んどいた小説を読みました。頭を真っ白にするには小説も良いですね。意外に面白かった。アイルランドの薔薇ってタイトルです。私は評論家ではないので、気を散らされずに読めれば良いのですが、二つ気になりました。一つは、誰の視点で書いているのか、分からなくなることがあります。視点を示すには色んなやり方がありますが、はっきり言うと下手な部類ではないかなぁ。もう一つは、アイルランド人がそんなことするか、っていう表現があって、ディテールの無謬性と言うか、そう言うのにこだわってないなぁ、ってことです。処女作らしいので、もう一作くらいその内読んでみます。

アイルランドの薔薇 (光文社文庫)