ふつうのHaskellプログラミング寸評(途中)

ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門

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プログラミング言語本書評第2弾(しかも途中)
Rubyソースコード完全解説」の著者でもある青木峰郎さんによるHaskell入門書。
Ruby...を読んだときに、この人の解説は論理的かつ明解だ、と思っていたが、
今回もその感想通りの内容。
まだ最後まで読んでいないにも関わらず、書評を書き出してしまった。
前掲のPython本と比べると雲泥の差である。
リスト内包表記について、ちゃんと解説してある。
みんなのPythonを読んだ後だけに、安心。
青木さんにPythonの解説本も書いて欲しい。
この人の凄いところは、読んでいる人の思考の流れも予測しながら書いている
ところである。
ちょっと難しいことを書くときは、前置きをしたり、書いた直後に安心させる
ことを書いたりして、後で分かればよいのだな、とか、読者の思考にまで
配慮している。
この人が書く設計書や仕様書を読んでみたい。