出来ない子には勉強させる

私はこれまで幾つかのプロジェクトのリーダーをやってきました。その中で、どうしても私の要求するレベルの仕事をしてくれない人がいました。
これまで色々悩んできましたが、そういう人たちに共通することは、資質が足りない、ということです。

  1. 勉強量が圧倒的に足りない。
  2. 母語での文章力がない。
  3. 論理的に説明できない。

色々説教したり、成果物にコメントをつけたりして、頑張りましたが、そういう方法では即戦力にならないようです。
どれも、頑張ってどうにかなることではないからです。
考えてみたところ、上に挙げたどれについても、「必死になって勉強したことがない」というこれまでの人生経験によるものではないか、という考えに思い至りました。
これまでは、大人だから、ということで、自主性を信じていたのですが、本人の自主性ではどうしても限界があります。猛烈な勢いで勉強したことがないので、どうしても自分で設定するハードルが低いのです。
そこで思いついたのが、進学校の高校生のような詰め込み勉強をさせてみたらどうだろう、と。
あるいは、アメリカの大学のような。
そこでまず考えついたのが、私の読んだ書籍やプログラムを全てリストアップして、期限を切って読ませる、というものです。
ソフトウェア関連かどうかに関わらず、資質アップに必要と思うものは、全部です。
その結果どうなったかは、またここに記せるといいのですが、思いついたので早速実践してみたいと思います。
書籍リストを手書きで作るのは嫌なので、半自動化します。
バーコードリーダーを使って、ISBNを読み取り、それを基にAmazonから書籍情報を収集する、というプログラムを書きます。
この「出来ない子には勉強させる」プロジェクトの結果・経過を色々ここに書いていこうと
思います。
まずはバーコードリーダーを買わなければ。