突然ですが、ケータイの話し - マインドあるいは/dev/null

私は、ケータイに対して、テレビを見たいとか、音楽を聴きたいとか、などの要求はありません。小さくて、デザインがシンプルで、メールとWebブラウズが出来れば、文句ありません。ゲームもしませんし。去年でしたか、長年使っていたJ-Phone時代のケータイの電池が寿命に近づいて来ました。そこで、サムスンの804SS(色は黒)を購入して、今も使っています。これを選んだ理由は、

当時、世界最薄と謳っていたこと(14.9mmだったかな?)
他の3Gケータイに比べて格段に軽いこと
デザインがシンプルなこと
折りたたみ式なこと

です。
他にも、Bluetooth通信出来たり、国際ローミングが出来たり、Wordが読めたりって言う機能も気にはなりましたが、それは出来たらちょっと面白いなって思った程度です。以前は、携帯を肌身離さず持つってことはなくて、カバンに入れて持ち歩いていました。ケータイを触るのは、通勤時間と家に居るときくらいだったので。ところが、転職した途端、管理職になったこともあって、勤務時間中にケータイで上司や後輩、協力会社の人と連絡を取り合う必要に迫られ、いつもズボンのポケットに入れて歩く様になったのです。そしたら、ケータイの厚さと重さが異様に気になりだしました。横のポケットに入れると、歩くのに邪魔だし、ケツのポケットに入れると、座ってるときに違和感あるし。だからといって、ケータイホルダーを買ってベルトにつけたり、首からストラップにぶら下げるのはダサいし(私の個人的な好みですけど)。という訳で、804SSを相棒とするに到ったわけです。使ってて、言いなぁって思う点と、不便だなぁ、って思う点があります。今日はそれを書いてみます。前置きが長くなりました。

それほどケータイに興味がなかったので、3GとかGSMとか、通信方式なんかのことは気にしていませんでした。が、先日、海外に行った時に、GSMにも対応してるってことが分かって、随分便利に感じました。切り替え方も簡単です。現地に到着して、通信方式をGSM(何の方式に切り替えるかは、その国次第ですが、日本以外でGSMを使っていないのは、韓国ぐらいだったように思います)に切り替えて、終わりです。切り替えに成功すると、Softbankから、SMSが送られて来ます。切り替えると、通話、SMS、MMSが使えるようになります。通話時の番号の指定方法は、掛ける先によって違います。

日本に掛けるときは、
- 電話帳で相手の番号を選んで、
- オプションメニューを出し、
- 国際電話->日本とします。

ケータイが勝手に国際電話用に番号を加工して掛けてくれます。例えば、090-XXXX-XXXXとかだと、+8190-XXXX-XXXXとしてくれますので、いちいち先頭のゼロを取って、とかの操作は要りません。

その国の電話に掛けるときは、現地同士の掛け方と同じ。

受ける場合は、

日本からの場合は、いつもと同じ番号に掛けてもらうだけ。但し、受ける場合でも、日本から現地までの通話料が受ける側のケータイにチャージされるようです。請求書が来ていないので、幾らくらいついたのかはまだ分かりません。
それ以外の場合は、試してないこともあって覚えていません。

SMSは、いつもと同じ番号にメールしてもらうだけです。MMSについては、そこは対応していませんでしたが、受信だけなら出来ました。
とまぁ、購入時にあまり期待していなかった国際ローミング機能を実際に使ってみて、全然問題ないことがわかりました。便利です、この機能は。他の点を挙げると、薄さ・軽さにはかなり満足しています。これだけで、私にとっては、全く問題ありません。Bluetoothも使ってみました。モデムとしては使っていませんが、ケータイで取った写真を問題なく転送できます。ただ、相手の通信機器を探すのに少し時間がかかるような気がします。
不便な点は、

充電器との接続口が独特で、どこのお店に行っても、市販のものでこの形のものがありません。
メーラのメールボックスの容量が小さい気がします。直ぐに、一杯になります。

とこんなとこでしょうか。結構気に入っていますが、今後、似たようなデザイン・薄さ・軽さの奴が出るのか、心配ですね、折りたたみ式で。でないようなら、もしかすると、Foma+MotoのRAZRとかそんな奴にするかもしれません。メールアドレスが変っちゃうので、出来れば、Softbankのままにしたい所ですが…。