要求開発ワークショップの進め方

要求開発ワークショップの進め方

要求開発ワークショップの進め方

そんなに真面目に読んだわけではない。はっきり言うと斜め読みである。副題には、「ユーザー要求を引き出すファシリテーション」とある。面白かったか、と問われれば、「良く分からない。」である。「進め方」に重点を置いているので、やり方、とはちょっと違う感じがする。ところどころに書いてある、ガイドラインや、TIPSなんかには、役に立ちそうなことも含まれている。でも、何だか観念的に過ぎる気がしてならない。頭に入ってこない。この本のアウトラインが、である。何故かと考えてみると、書いてあることの例がほとんど示されない。前書きに「本書が目指しているのは、理論的なことではなく実践である。」とある。確かに理論的なことではないのかもしれないが、実践を目指すのであれば、もう少し豊富な例と、実践イメージを書き立てるような中身にすべきではないか。