相撲協会と横綱審議会は何であんなに偉そうなのか。

NHKのアナウンサーで相撲評論家の杉山さんという方が、通行証を剥奪されたそうだ。理由は、相撲協会を批判する発言をした、とのことだ。杉山さん本人は、そんなことは言っていない、と嫌疑を否定しているようだが、ポイントがずれている。仮に、批判的な発言をしたからと言って、それを理由にそういうことをしてはならない。力士の発言なら別だろうが、第三者を、発言内容を理由に出入り禁止にするとは、「報道の自由」を侵している。傍から見る限り、相撲協会横綱審議会も魑魅魍魎の世界であるようだ。何かの権威が自分に備わっているかのように、自分の世界に存在している理屈を、周りにも当てはめようとしている。横審は、自分で朝青龍横綱にしておいて、文句をたれている。「私たちは間違っていました。責任を取ってやめますので、朝青龍もクビにします。」というなら、理屈も通る。推薦した以上、最後まで責任を取り、横綱を擁護する義務があるはずだ。あんな無責任な奴らが上にいたら、下で働く人間はたまったものではない。